こんにちは、あきお(@akio_furutimes)です。
外出や旅行の機会は今後増えてくると思いますが、長期間不在だと部屋の様子が気になりますよね。
ペットを飼っている場合、行儀よく留守番をしているかチェックしたい人も多いはず。
今回はそんな人に向けて、スマホで簡単に操作できる見守りカメラ『Tapo C210』を紹介します。
Tapo C210はネットワークWi-Fiカメラで、スマホ専用アプリを使用して操作できます。アプリから簡単に初期設定ができ、使い勝手も良いので導入して正解でした。
本記事では、Tapo C210の特徴や実際に使って感じた良い点、惜しい点をまとめていきます。
TP-Link Tapo C210
Tapo C210は、TP-Linkの『パンチルト ネットワークWi-Fiカメラ』です。
TP-Linkからは、3モデルのパンチルトWi-Fiカメラが販売中で、Tapo C210は最新モデルになります。(2022年5月時点)
機器名 | Tapo C210 |
---|---|
セキュリティ | SSL/TLSによる128 ビット AES 暗号化 |
ワイヤレス レート | 11Mbps(802.11b) 54Mbps(802.11g) 72.2Mbps(802.11n) |
周波数 | 2.4GHz |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA2-PSK |
動画圧縮 | H.264 |
フレームレート | 15fps |
ストリーミング | 300万画素 |
対応OS | iOS 10+, Android 5.0+ |
サイズ | 86.6 x 85 x 117.7 mm |
イメージセンサー | 1/2.8“ |
解像度 | 3MP(2304 x 1296) |
レンズ | F/NO:2.4 焦点距離:3.83mm |
ナイトビジョン | 850nm IR LED (最長約10m) |
視野 | 水平に360° 垂直に114° |
音声通話 | 双方向通話 |
パンチルトとは、カメラの向きを左右に振ることをパン、上下に振ることをチルトと言ってカメラの首振り機能を指す。
IODATA Q&Aページより
特徴となるポイント
Tapo C210の特徴となるポイントは以下の通りです。
- 300万画素の高画質
- パンチルト機能
- ナイトビジョン
- 最大256GBのmicroSD対応
- 双方向通話
- ライブ視聴
- 動作検知&通知
- アラート発報
- 音声アシスタントに対応
- プライバシーモード搭載
- 5,000円以下で購入できる高コスパ
パンチルトに対応した本機の解像度は、3MP(300万画素)です。綺麗な映像で部屋を確認できます。
また、ナイトビジョンや動作検知&通知に対応しているので、見守りカメラとして必要な機能を兼ね備えています。microSDカードに映像を記録できるから、何かあったときでも安心できます。
前モデルとのスペック比較
TP-LinkのネットワークWi-Fiカメラは形が似ていることから違いがわかりにくいです。
そこで、各モデルのスペックをまとめてみました。
Tapo C210 | Tapo C200 | TC70 | |
---|---|---|---|
サイズ | 86.6 x 85 x 117.7 mm | 86.6 x 85 x 117.7 mm | 86.6 x 85 x 117.7 mm |
イメージセンサー | 1/2.8“ | 1/2.9“ | 1/2.9“ |
解像度 | 3MP(2304 x 1296) | 1080p フルHD | 1080p フルHD |
レンズ | F/NO:2.4 焦点距離:3.83mm | F/NO:2.4 焦点距離:4mm | F/NO:2.4 焦点距離:4mm |
ナイトビジョン | 850nm IR LED (最長約10m) | 850nm IR LED (最長約10m) | 850nm IR LED (最長約10m) |
視野 | 水平に360° 垂直に114° | 水平に360° 垂直に114° | 水平に360° 垂直に114° |
音声通話 | 双方向通話 | 双方向通話 | 双方向通話 |
価格 | 4,490円 | 4,190円 | 3,990円 |
購入する | 購入する | 購入する |
今回紹介している『Tapo C210』はイメージセンサーが大きくなり、解像度が前モデルよりも向上しました。
他のスペックは変わっていませんが、ネットワークWi-Fiカメラにおいて解像度は一番大きなポイントになるため、今購入するならTapo C210がおすすめです。
Tapo C210の外観
さっそくTapo C210を開封していきます。付属品と外観を見ていきましょう。
パッケージは爽やかなデザイン。中を開けるとこんな感じ。
丁寧に梱包されていて、説明書も綺麗に収納されていました。付属品は以下の通り。
付属品
- Tapo C210本体
- 電源アダプタ
- 簡単設定ガイド
- マウントねじ
- マウントテンプレート
ねじの間隔が下書きされた黄色いシールもあって、カメラを固定したいユーザーにも配慮された内容です。
Tapo C210の第一印象は小さっ!。想像していたサイズよりもひと回り小さく驚きました。
iPhoneと比較してみると小ささを実感できると思います。片手で簡単に持ち運べてしまう。
本体の重さは202gでした。見守りカメラってこんな軽いんだ!って2度目の驚きです。
背面にあるのはマイク(スピーカー)と電源の差し込み口です。後ろ姿はてるてる坊主に見えなくもないですね。
裏側には滑り止めが施されています。窪みにマウントテンプレートを付けて、マウントねじで固定も可能です。
microSDここ!
カメラの下部にmicroSDカードの差し込み口とリセットボタンがあります。
Tapo C210の設定方法
Tapo C210の設定方法を解説していきます。
アプリのダウンロード
Tapoアプリを使用することで簡単に設定可能です。まずはダウンロードしていきましょう!
TP-Link Tapo
posted withアプリーチ
初期設定
Tapoアプリを開いたら『+をタップしてデバイスの追加』を選択
Tapo C210を選択して、カメラの電源をONします。本体のLEDが赤と緑に点滅するまで30秒ほど待機。
スマホ側のWi-FI設定から『Tapo_Cam_???』を選択します。
表示されたTapo_Cam_10A2に接続します。
次に自宅のWi-Fiパスワードを入力してTapo C210を連携させます。
Tapo C210に名前を付けます。好きなネーミングを設定。
設置場所を指定すれば設定は完了です。
最後にmicroSDカードを挿入すれば、完全に見守りカメラとして起動している状態です。
アプリを通じて部屋の中を確認できました。初期設定はこれで完了です。
Tapo C210の使用感
今回は室内用の見守りカメラとして使用するので棚に設置。一瞬見ただけではわからないように、観葉植物の後ろに隠しました。
操作については全てアプリで実施します。機能は多いですが、使っていくうちに覚えられるので大丈夫です。
アプリの操作と動画撮影
アプリの映像画面はこんな感じになっています。
映像画面の詳細
モード設定 | 自動:自動で切り換え 日中:明るいとき 夜間:暗いとき(暗視カメラ) |
カメラ設定 | カメラの詳細設定 |
画面分割 | 1度に4つのTapoカメラの映像を表示できる |
写真を撮る | ライブ映像から残したい瞬間の写真を撮る |
動画を録る | ライブ映像から残したい動画を録る |
マイク音量 | マイクの音量を調整 |
全画面 | 画面を全画面モードに切り替える |
映像部分には現在の時刻が表示されます。機能はこれだけにとどまらず、映像画面の下に各種操作ボタンがあります。
各種操作ボタンの詳細
トーク | スマホ側から一方向の音声トーク |
パン&チルト | カメラの向きを変更 |
音声通話 | スマホ側とカメラ側の双方向で音声通話 |
プライバシーモード | 録画の完全停止 |
アラート | 動作を検知の防犯アラートをON/OFF |
Tapo Care | TP-Linkのサブスク |
再生&メモリー | 撮影した映像を見たり、ダウンロードできる |
想像以上に機能が多彩でワクワクしちゃいますよね。実際に『動画を撮る』を押して撮影してみると、こんな感じの映像が撮れました。
300万画素の高画質なので想像以上に綺麗に撮れて驚きました。
便利な動作検知モード
便利な機能がいくつかありますが、一番気に入ったのは動作検知モードです。録画スケジュールから連続録画、検知時に録画、録画しないを選択でき、検知時に録画がこの機能にあたります。
動きを検知したときだけ録画をできるので無駄なメモリー消費をしなくて済みます。
不在時に合わせて録画スケジュールを設定できる点も非常に良いですよね。
アラート音は威嚇に十分
動作検知時にはスマホに通知がくるだけでなく、アラート音も発報も可能です。中々の音なので結構驚きました。正直うるさいなと思うくらい。
初見だとかなりびっくりすると思うので、侵入者の威嚇には十分でしょう。
旅行や出張などで家を長期不在にする場合、家の状況が気になってくるのでこの手の防犯対策ができると精神衛生上良いと感じました。
音声はあと一歩
音声は少し荒くて聞き取りにくいのであと一歩。
見守りカメラを通じて、留守番中のお子さんと会話するシーンは想像できるので、音質向上すればさらに良い製品になると感じました。
Tapo C210とあわせて買いたい物
Tapo C210とあわせて買いたい物は動画保存用のmicroSDカードです。いくつかのブランドはありますが、価格が安くて信頼性のあるKingstonのmicroSDカードがおすすめです。
容量は32GB、64GB、128GB…など上を見ればキリがないですが、64GBで問題ないかなと思っています。
Tapo C210には、自動的に古い動画を削除する機能があるので、容量がいっぱいになって停止する心配はありません。
まとめ
今回は、TP-Linkの『Tapo C210』を使ってみた感想でした。改めてレビューをまとめるとこんな感じです。
少し音声が聞き取りにくい点が残念ですが、これが5,000円以下で買えるのには正直驚きました。
この品質と価格から、ネットワークWi-Fiカメラはもっと普及していくと思います。スマホとWi-Fi環境さえあれば簡単に導入できるので、一家に一台が当たり前になる日は近いかも。
気になった方は購入をぜひ検討してみてくださいね!
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