こんにちは、あきお(@akio_furutimes)です。
ルームシェアって始める前はワクワクしていますが、いざ生活に慣れてくると思っていた以上にストレスが溜まりますよね。
今回紹介するのは、1年間幼馴染とルームシェアした経験です。
私は24歳の時に、「2DK 家賃13万2千円の物件」を幼馴染みの友人と2人で借りました。当初は2年以上住むと思っていましたが、1年3ヶ月でこの生活に幕を閉じました。
現在は一人暮らしをしていますが、当時を振り返ると楽しかった反面、息苦しかったことを思い出します。
コスパが良いと言われるルームシェアですが、精神的な面ではコスパが悪かったです。
本記事では、そんなルームシェアを実際に経験した私が感じるメリット・デメリットや解消理由をまとめていきます。
ルームシェアの解消理由
私たちのルームシェアを一言で表すと、「楽しいけど息苦しい生活」でした。揉めたわけではなく勤務地が変わるという理由でルームシェアを解消しています。
ただ、私は勤務地が変わる前からルームシェアを解消したいと思っていました。解消したかった理由は以下3点です。
- 生活スタイルのズレ
- 電気・水道など使用量
- 在宅ワークの配慮
生活スタイルのズレ
私は朝型で夜は0時までに寝て、7時に起きるタイプでしたが、友人は夜型で3時頃に寝て、8時に起きるタイプでした。
その為、深夜の雑音で何度か起こされたことがあります。
一緒に生活する上では大きな問題にはなりませんが、ちょっとした生活スタイルのズレが徐々にストレスになっていきました。
電気・水道など使用量
公共料金は折半していた為、友人よりも外出する事が多かった私は不平等さを感じてしまう事がありました。
これも小さなことですがストレスになっていました。
在宅ワークの配慮
コロナ禍で互いが在宅ワークになり、会議中の音声などを配慮する必要がありました。
別の会社に勤めている為、友人が会議中には内容を聞かないよう仕事中は音楽を聴いていました。
休む場所が働く場所に変わって互いにストレスが溜まっていたと感じます。コロナ離婚という言葉がとても身に染みたことを覚えています。
これが一番大きなストレスになったことは間違いありません。
ルームシェアを経験して感じたメリット
メリットは以下の4点だと思っています。
- 初期費用や家賃が折半
- 孤独じゃない
- 多くのことを共有できる
- 同棲難しさを学べる
初期費用や家賃が折半
転居にはお金がかかります。ひとり暮らしでは、敷金・礼金、火災保険等で初期費用は30万円前後になります。
しかし、ルームシェアであれば初期費用が50万円でも、一人分の支払額は25万円です。家賃や光熱費も折半になるため月7万円以下でした。
孤独じゃない
いつも修学旅行気分で過ごすことができます。
NHKの集金が来たら二人で撃退したり、二人でブログの運営をしていたので戦略会議をしていました。 語弊があるといけないので、テレビは持っていないです。
ひとり暮らしの場合、誰とも話さない1日があったりしますよね。しかし、ルームシェアをしている時は会話相手がいたので、孤独感は全く感じませんでした。
多くのことを共有できる
物の貸し借りもそうですが、好きなアニメを紹介したりしました。友人からはブログの運営方法を教えてもらいました。
今のフルタイムズがあるのはルームシェアをしたおかげなので、感慨深いです。違う視点の情報を日々共有できるので、「そういう考え方もあったのか」と気づかされる毎日でした。
同棲難しさを学べる
気心知れた幼馴染みでも他人であることは変わりません。ある程度ルールを決めておかないと十中八九揉めます。
私たちは、以下のルールを決めていました。
- ごみ捨ては当番制
- 料理も当番制
- 帰宅時に連絡
ある程度ルールを決めていたからこそ、大きな揉め事なく過ごせたと感じます。
料理は交互に作りあっていたので、徐々に腕前が上がっていきました。友人に作るので手が抜けなく大変でしたが、今料理ができる理由はこの経験があったからだと感じます。
異性との同棲はもっと大変だと思いますが、前段階としていい経験でした。
ルームシェアを経験して感じたデメリット
続いてデメリットは以下4つだと思っています。
- 選択できる物件が少ない
- 彼女や友達を招きずらい
- 大音量で音楽を聴けない
- 話題が無くなってくる
選択できる物件が少ない
男同士のルームシェアを許可する大家は少なく、物件探しに苦労しました。間取りにも気を付けて、互いの部屋が隣同士にない物件を探しました。 あきお 契約前に「やっぱり、ルームシェアを許可できない」と白紙になったこともあります。
生活音が聞こえると徐々にストレスが溜まります。そのため、部屋の真ん中に共有スペースがあり、両サイドに個々の部屋がある物件を探しました。
彼女や友達を招きずらい
彼女や友達を連れてきても良いとお互い言っていましたが、連れてきたことは一度もありませんでした。
連れてきたらどういう雰囲気になるかなんとなく察しが付くからです。部屋の中に知らない誰かがいることは、友達や彼女が気まずいですよね。
その結果、二人だけしか知らない愛の巣になり、会社の同僚からはゲイと間違えられることがありました。
大音量で音楽を聴けない
音楽の好みが異なるので、スピーカーでは音楽を流さないようにしていました。私は邦楽が好きですが、友人はヒップホップやKPOPが好きでした。
誰かと一緒に住むには配慮が必要ですね。お互いの趣味が近い方がいいです。
話題が無くなってくる
毎日顔を合わせているので、話題が少しずつなくなります。
食事の時は話題探しに必死で、毎日同じような話をしていました。友人とは無言に気まずさがありました。
無言でも気まずくない方なら問題ないと思います。
ルームシェアはいつ解消する?
お互いの生活がある為、始める前にやめどきは合意しておいた方がいいです。例えば、2年でやめようなど。
しかし、いざ一緒に住んでみると大親友でもなんか合わないことってあると思います。その時はやめたいとすぐに相手に切り出した方がいいと感じます。 人生は一度きりなので、ストレスを抱えた生活を続ける必要はないです。
皆さんには是非ストレスのないルームシェアを生活を過ごしてくださいね。
まとめ
楽しいこともありましたが、息苦しいことも数多くありました。しかし、色んな意味で成長できた1年間でした。改めてメリット・デメリットを振り返ると以下の通りです。
ルームシェアをしてどうだったか?というと、やってよかったです。人生をもう一度やり直せるなら、同じようにルームシェアをすると思います。
私がルームシェアで身に付けたスキルは今のひとり暮らしでも大きく役立っています。例えば以下3点です。
- 料理を作ること
- 掃除・洗濯など、家事全般
- 賃貸の契約方法
スキルが身につくように、人は成長とともに価値観も変わっていきます。ルームシェアをしたいときが始めどき、やめたい時がやめどきです。
タイミングさえ間違わなければ楽しいルームシェア生活が送れると思いまよ。
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