こんにちは、あきお(akio_furutimes)です。
テレワークが増え、作業環境を整える動きが活発になっている昨今。電動昇降デスクの需要が高まっていると感じます。
ただ、電動昇降デスクには以下の難点がありますよね。
- 天板と脚のセットは価格が高い
- 組立てに時間がかかるリスト
これらの理由から、欲しいけど迷っている人も多いと思います。
今回紹介するのは、そんな人におすすめしたい簡単に組立てられる電動昇降デスク『SANODESK E150』です。
FLEXISPOTのサブブランドである「SANO」の電動昇降デスク。価格がリーズナブルで、組立てが簡単なデスクです。
実際に2週間使用してみましたが、機能的にも優秀で条件を満たせばかなりお得なデスクだと思っています。
SANODESK E150の概要
『SANODESK E150』は、FLEXISPOTのサブブランド『SANO』が扱う電動昇降デスク。脚フレームと天板のセットで販売されています。
FLEXISPOTのエントリーモデル「EF1」より価格が安く、必要な機能が全て搭載されているため、お買い得な電動昇降デスクだと感じます。
EF1とスペックを比較すると以下のとおり。
SANODESK E150 | FLEXISPOT EF1 | |
---|---|---|
パネルタイプ | ボタンを押す | ボタンを押す |
機能 | メモリ・ロック・障害物検知機能 | メモリ・障害物検知機能 |
耐荷重 | [kg] | 50[kg] | 70
足幅調整範囲 | [cm] | 109[cm] | 85〜129
昇降範囲 | [cm] | 73〜120[cm] | 71〜121
その他機能 | USB機能、ヘッドホンホック、収納ボックス | なし |
対応天板サイズ | セットの天板のみ | 幅100〜160cm、奥行50〜80cm、厚み≧2cm |
価格 | 27,800円 | 33,600円 |
購入する | 購入する |
SANODESK E150の価格は¥27,800(2022年4月現在)。天板を変えられないデメリットがありますが、EF1にない機能が追加されています。
- USB-A、USB-C
- ヘッドホンホック × 2
- 収納ボックス
これらの機能を別途揃えると約1万円するので、かなり魅力的です。
ただ、昇降の最低高は73cmなため、PC作業にどう影響するか気になりますよね。今回実際に使ってみたので、詳しくまとめていきます。
まずは、E150を開封して組立てていきます。
SANODESK E150の外観
こちらが『SANODESK E150』のパッケージ。一箱にデスクの全部品が梱包されています。
FLEXISPOTを購入した際は、天板と脚の箱が別々だったため、コンパクトさに驚きました。
SANODESK E150の開封
開封すると中はみっちり。傷が付かないようしっかり梱包されていて、この辺りの技術の高さにも驚きです。
パーツは少なめで、ドライバーや六角レンチも付属しています。
右端のペラペラの鉄版は収納ボックス。本当に収納ボックスになるのか心配になると思いますが、楽しみにしててください。
天板はメープルカラー。さらさらとした天板で安っぽさはありません。自然な色合いなので、さまざまなテイストの部屋に合うと感じます。
E150はビームと呼ばれるパーツが予め天板に装着されています。
FLEXISPOTシリーズは、「天板とビームを装着する作業」に時間がかかっていたのでこれは助かる。
SANODESK E150の組立
説明書は詳細に図解されています。苦手な人でも問題なく組立てられると感じます。
組立て開始時から計測をスタート。
折り目に沿って力を入れて、収納ボックスに変形させます。
取り付け位置にネジ穴があるので、収納ボックスをその位置に合わせてネジで固定します。
付属のドライバーで組み立てようと思いましたが、ネジが思うように入らず大変でした。そのため、今回は電動ドライバーを使用します。
事前に電動ドライバーを用意しておくことをお勧めします。
天板にはネジ穴が空いているので、安心して取り付けられました。コントローラーもネジ穴に合わせてネジで固定します。
左端と右端にヘッドホンフックを取り付けます。
次に支柱をセットし、ねじってからネジで固定します。
デスク脚を支柱に固定します。
デスクとしては完成です。電動昇降デスクにするため、次に配線を繋いでいきます。
コントローラーに2本のケーブルを繋ぎます。
アダプターに電源ケーブルを繋いだら準備完了です。
最後にデスクをひっくり返して完成です。このひっくり返す作業が今回の組立て作業で一番大変でした。
30kg以上あるデスクをひっくり返すため、腰をやりそうになります。組立てる時は気をつけてくださいね。
組立て有した時間は40分程度でした。レビュー用の写真を撮りながら組立てので、本来なら30分程度で組立てられたと感じます。
SANODESK E150のキャッチコピーどおり、簡単に組立てられました。
SANODESK E150の使用感
SANODESK E150は昇降をしなくても、デスクとして使いやすいと感じました。
天板が「120 × 60cmサイズ」であるため、デスク上を広々と活用できます。愛用中のMacBookとiPadを置いてみましたが、まだまだスペースがあります。
また、シンプルなデザインなので、ナチュラルな部屋にもしっかり馴染んでくれました。
本命の「電動昇降」はどうなのか。実際に使ってみて確認していきます。
電動昇降・メモリ機能
電動昇降は非常に便利でした。上下のボタンを押すことで「73〜120cm」の好きな高さに設定可能です。
メモリ機能も付いていて、「立ち、座り、3、4」のボタンにそれぞれ好きな高さを設定しておけます。
各ボタンを押すとその位置まで電動昇降してくれるので、上下で微調整するのは最初だけ。
▼電動昇降時の様子を動画でまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
安心のセフティー機能
安全に昇降できるようE150には、「セフティー機能」が備わっています。障害物を検知してくれます。
お子さんがデスク下に潜り込み誤って昇降してしまった場合でも、この機能があるので安心して設置できます。
実際に、僕がデスク下に潜り込んだ状態でデスクを昇降してみました。
デスクは体と接触後、元の位置に戻りましたが、車の自動ブレーキのように接触前に止まるわけではないので、頼りすぎには注意してくださいね。
充電器いらずのUSB機能
コントローラーにはUSB機能あります。あるとは知らずに提供していただいたので驚きました。
USB-Cは最大45Wの充電出力可能で、一般的なノートPCやタブレットであれば問題なく充電できます。
個人的には、USB-AとUSB-Cを併用することが多いです。
併用して使用した場合、USB-Cの出力は22.5Wになります。また、デスク昇降時は充電が停止するので、注意が必要です。
常に充電しながら使用するデバイスには不向きですが、充電に利用するのには便利だと感じました。
必要十分な収納ボックス
E150には、今までのFLEXISPOTにないタイプの収納ボックスがあります。
四角いボックスが外付けされるタイプなので、電動昇降の電源コードだけでなくケーブルタップも収納可能です。
このように配置できるので、配線周りをスッキリできますし、ケーブルの長さのケアはケーブルタップのみで良くなります。
昇降際にケーブルの長さが足りず、「大事故になりかけるのが、電動昇降初心者あるある」。
それが未然に防げるので、付属パーツに収納ボックスがあることは魅力的でした。
定位置が決まるヘッドホンフック
耐荷重4.5kgのヘッドホンフック。そこそこの重さに対応しているので、バックパックも問題なく引っ掛けられます。
個人的に、バックパックの定位置を見失いがちのため、フックがあることは非常に便利でした。
SANODESK E150の惜しい点・デメリット
優れた製品にも惜しい点は付きもの。以降はE150を実際に使って感じたデメリットをまとめていきます。
E150の最低高73cmですが、175cmの僕には少しばかり高いです。PC作業を2時間ほど続けていると、肩から腕にかけて疲労感がありました。
調べてみると73cmが適している人は、180cm以上の方々。毎日使うデスクだからこそ、体型にあうのか今一度チェックしてみてください。
▼体型にあう高さのデスクを調べる方法
ちなみに、スタンディング作業は問題なくできました。「眠気解消やリフレッシュ効果がある」と感じています。
SANODESK E150はどんな人におすすめ?
これまでまとめた内容を踏まえて、E150はどんな人におすすめなのか?
あくまで個人的な意見ですが、以下だと感じています。
E150がおすすめな人
- 身長が180cm以上
- 天板へのこだわりがそこまでない
この2つを満たしていれば、満足いくスタンディングデスクライフを過ごせると思います。
180cm未満の方はどうすればいいかというと、以下のどちらかを行えば良いと思います。
- 座高の高い椅子を使用する
- 座面にクッションを敷く
もし予算に都合がある場合は、昇降範囲58-123cmのFLEXISPOT E7というモデルもありますので、あわせて検討してみてください。
SANODESK E150 レビュー|まとめ
今回は、簡単に組立てられるおトクな電動昇降デスク『SANODESK E150』を使った感想でした。改めてレビューをまとめるとこんな感じ。
価格が3万円以下の点を踏まえると、かなりお買い得なデスクだと思います。
最低高が73cmで、PC作業には少し高い点はありますが、広さがあって天板もザラザラしていないので、幅広い用途で使えると感じます。
個人的には、参考書を広げて勉強机として活用していますが、問題ないです。
気になる人は、下記リンクから詳細を確認してみてくださいね!
FLEXISPOTの関連記事
本ブログでは他にもFLEXISPOTのレビュー記事を執筆しております。
気になる人はぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
あわせて読みたい
このブログでは「ゆとりのある暮らしを見つける」をテーマにガジェットや生活について発信しています。
他の記事も読んでもらえたら嬉しいです。
閲覧ありがとうございました!
SNSのフォローや記事のシェアもぜひよろしくお願いします。
コメント